株式会社 酒商山田

金光酒造訪問

「心に残るおいしいお酒を求めて」、賀茂金秀、金光酒造さんの目指すお酒です。
その金光酒造さんを日曜日に訪問してまいりました。仕込みのない日でしたから、ゆっくりと蔵の中を案内していただきました。やはり感じるのは、原料であるお米の処理に細心の注意、そして改良を加えられていることです。
たとえば、洗米の仕上げに流す水をシャワー状にして、その水流の方向にもこだわるとか。また、新しい洗米の設備も導入されておりました。といっても1回に15kgしか処理できないものですが、これによって米の表面の糠が完全に除去されて、結果良い麹ができるようになったとのことです。そしてこの蔵の要ともいえる木の甑、初めてみた時よりもいい色になり年期を感じます。これの良さは結露しない、保温性の良いところ。その結果として表面が固めでも中は柔らかさがある蒸しができるとのこと、金光さんのお酒にやさしさを感じるのはこのあたりに起因するのでしょう。
また、蔵の太い柱と柱の間に大きな冷蔵庫が新たに設置されておりました。中には上槽のための装置(通称ヤブタ)が入っています。より良いお酒を世に送り出すための設備投資はほんと大変なことです。そうして手元に届くお酒には感謝をしなくてはなりません。
さて、今年の賀茂金秀第一段、純米しぼりたてですが、今年の米(八反錦)は出来が良くよく溶けたそうで、その分昨年に比べていい味が出ているように感じます。「八反錦はお酒が固くなりがちなので柔らかい味わいを出すようにした」と金光さんのコメントでした。
第二段、特別純米こいおまち直汲みも入荷しました。「心に残るおいしいお酒」、皆さんの心にもきっと響くはずです。