株式会社 酒商山田

富久長と八反草

先日、「富久長」の杜氏、今田美穂さんのお話を聞く機会があり、特別純米「八反草」を飲む機会がありました。「八反草」は酒造好適米ではないのですが八反錦のルーツとなるお米で、その潜在能力に魅かれて今田さんは栽培から取り組んでおられます。八反錦が概ねさらっと軽快に仕上るのに対し、八反草は秘めたパワーがある、と今田さんは言われます。
お酒は特別純米八反草60%の、20BYと19BYを飲み比べすることができました。繊細な香味できれいめな造りをされるので、20BYもフレッシュさがあり後口もぴんぴんとした感じがあります。そこへいくと19BYは全体に落ち着きがでて、お酒に幅が出来て後口にも穏やかさがあります。冷蔵熟成とのことで蔵元さんのコメント通り、ヒネなくきれいに熟成しています。このあたりにこの八反草ならではのパワーがあるように感じました。
八反草はこれから稲刈りだそうで、今年もいいお米が収穫され、いいお酒にが醸されるように期待しています。