昨日、「竹泉」醸造元、田治米酒造さんへ社内研修でお伺いしました。そこで梅酒の仕込みに立ち会うことができました。驚いたのは、タンクでの大きい仕込みを予想していたのに反して、広口瓶へ1本、1本の小分けにした仕込みをされていたことです。しかもそれはマイナス5度の冷蔵庫に入れて5年間そのままにしておくとのこと、これも驚きました。
梅は粒のそろった大粒の地元の青梅、やはり良い品質の梅でないとおいしい梅酒はできません。こうしてつくられたものを試飲させていただきましたが、甘みは強すぎず酸味がしっかり抽出され、雑味やえぐみがない上質の梅酒に感じました。色目もとてもきれいです。
さて先週、わが家の梅酒も漬け込みを完了しました。梅は自家製、今年は小粒で、黒点があったりあまり出来はよくなかったようです。ベースはホワイトリカーに香りがすっきりしているような米焼酎をブレンド、梅1K氷砂糖を600gでセットしました。イメージは梅を引き上げるタイミングに注意して、さわやかに飲めるタイプを目指します。残った梅は麦の長期貯蔵酒を使って小仕込にして試しています。さてどうなるのか、今年も楽しにしています。