日本酒愛飲家の方々のお誘いをいただき、島根の銘醸蔵3蔵を訪問しました。
朝7時50分集合。
8時過ぎのバスで出雲市駅に向かいました。
まずは富士酒造様を訪問。
駅まで今岡稔晶杜氏と奥様、可愛い燎佑君がお出迎え。
早速歩いて蔵を訪問しました。
富士酒造さんのモットーは「手造りですけん!」昔ながらの酒造りを守っていらっしゃいます。
これからの「夢」がありますが、造りは「手造り」を守っていかれるとのこと。
ご自身は農大卒業後、家業に帰るまでのプランを思い描いてらしたそうですが、前杜氏が入院後そのまま他界されたため、急遽家業に戻り杜氏として酒造りを始められたとのこと。
色々なご苦労があったと思いますが、今現状の中でできることを考え、一歩一歩歩まれたそうです。
今岡さんの一言一言に酒造りへの想いが十分に伝わってくるお話を聴かせていただきました。
出雲富士さんのお酒のイメージは、「香り高く透明感がある酒」でしたが、今岡杜氏が造られるようになって9号系を中心に醸されているとのこと。
出雲蕎麦を食べながら出雲富士をいただきましたが、今岡杜氏の思いの通りの品のよい香りとそれぞれのお米の特徴が良く出たお酒でした。
今岡さんと奥様、燎佑君貴重なひとときをありがとうございました。
歩いて旭日酒造さんへ。
こちらは寺田栄里子さんがお出迎え。
旦那さんの寺田杜氏は急用でお出かけされました。
寺田さんご夫妻は広島で何度もお目にかかっていますが、蔵の訪問は初めてです。
出雲市駅近くのアーケード街の中に蔵があります。
広島で言うと本通りの赤松薬局のあたりでしょうか?(赤松薬局の赤松社長(通称あかちゃん)は、小学校時代からの友だちです)
土曜日といっても人通りは少なく、えりさんも商店街の衰退を心配されていました。
蔵に入り、十字旭のお酒を造る想いを伺いました。
仕込みの水は、汲みに行かれており中硬水だとのこと。
20BYより生酛にチャレンジされ、着実に成果をあげられています。