愛媛の武田酒造の武田昇三さんと、日浅光俊さんがご来店されました。
昨年の12月からお取引をさせていただいており、「●会」というお酒を扱わせて頂いております。
「●会」はどう読むのか?実は「いちえ」と読み、無ろ過小槽袋搾り 純米吟醸のお酒です。
日本酒度は、マイナス3、酸度 2.0 というスペックですが、これがなかなか旨い酒なのです。
香り控えめ、酸味と甘み・旨みのバランスが良く、酸度が高いので日本酒度ー3という数字ほど甘さを感じさせない。
愛媛県産米「松山三井」を用い手締めの小槽(こぶね)で時間をかけゆっくりと丁寧に搾っており、優しくふくらみのある味わいです。
武田酒造は明治37年の創業で、メインの銘柄は、「日本心(やまとごころ)」。
杜氏は、上田益男さん。
昭和31年から55年間杜氏を務める超ベテランで、平成11年には黄綬褒章を受賞されています。
上田杜氏の信条は「杜氏生涯一年生」!酒造りの時期には武田昇三さんと、日浅光俊さんも蔵入りして酒造りに精を出されています。
秋には、通常の冷蔵管理の「一会」と蔵内で20度で熟成させた「ひやおろし」が出荷となります。
同じお酒を違う温度で管理すると、このように味わいに違いがでる!と理解できます。
ご興味のある方、乞うご期待!!