1834年から酒造業として創業、
1986年にワイナリーとして設立した甲斐ワイナリー。
歴史ある蔵ではありますが、生産量は年間約35,000本と少なく、
全てに目の行き届く範囲での製造をされています。
使用するすべての葡萄に対して入念に選果を行います。
丁寧にひと房ずつチェックすることで、病果や裂果、青粒などの混入を避けます。
そうすることで、クリーンな味わいのワインを造り出すことが出来るのです。
と、甲斐ワイナリーの風間さんが教えてくださいました。
流行に左右されず、ひたむきにワイン造りと向き合う甲斐ワイナリー。
その年の気候を反映しつつ、どこかほっとする味わいを目指しているそう。
さて、かざまロゼの味わいですが。
自社畑栽培のものを含むメルロー主体の辛口なロゼワイン。
グラスに注ぐとベリー系の香りを感じることが出来ます。
口に含むと瑞々しい果実味と優しく膨らむ味わい…
そして少しの酸がスッと締めくくってくれます。
赤ほどのタンニンはないけれど、白よりは飲みごたえのあるロゼ。
お食事との幅広い組み合わせをお楽しみいただけますよ。
魚介類はもちろんのこと、鶏肉や豚肉はバッチリですし、
軽いタンニンもあるので牛肉にも合わせることが出来ます。
適温は8度前後。
キンキンに冷やしたものをグラスに注げば適温になりますよ!
※ミネラルや酸を多く含みむため、酒石やオリが沈殿している場合がありますが、
品質には影響ありません
歴史ある蔵に想いを馳せながら…
かざまロゼでグラスを傾けてみてはいかがでしょうか。