
「飲み頃」って難しいですよね。
いつも思うのですが、ソムリエなどのプロの利き酒の方が、今飲んだワインを「飲み頃は5年後から10年後」なんて断言しちゃうんですからスゴイなと思ってしまいます。
私には「旨い」「あまり好きじゃない」ぐらいしかわからない。。。
(ただお客様にはちゃんと説明しますよ!)
…
本来、メーカーさんが飲み頃になったヴィンテージを発売してくれれば大変ありがたいことなのですが、特に小さいワイナリーや設立年数が浅いメーカーは資金繰りが大変ですから、飲み頃になるまで持っておくことが困難です。
我々酒屋もよっぽどの土地持ちかなにかの趣味の酒屋でない限り、倉庫に長いこと保管しておける体力はございません。
しかも、
ワインはバイオリズムのように飲み頃になったり閉じたりしながら熟成していくとも言われています。今美味しいと思ったワインをもっと美味しくなるだろうと1年寝かせて飲んでみたら美味しくなかった。。。
「一体いつ飲めばいいのだ」
親切な輸入ワインのインポータさんは、発売当初の新商品だけを案内するだけでなく、あまり注目されていない商品や過去の商品で飲み頃になってきたものを教えてくれたりもします。
さて写真は、
「たかやしろ カベルネ&メルロー09」 2,520円
ベリー系の香りにちょっとスパイス感の効いた飲み口。酸もだいぶやわらかくなり、5年ものですがしっかりとしたタンニンが後口を引き締めます。まだいける。あと2,3年はさらに美味しく飲めると思います!
(それっぽく書いてみました。。。オススメです!)