株式会社 酒商山田

亜硫酸無添加なのに酸化防止剤??のなぞ。。。

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よく聞かれる質問。
「亜硫酸無添加なのに酸化防止剤入ってるじゃん。」(写真参照)

ややこしいので、誤解を恐れず超噛み砕いでお答えします。

保存料っていろんな食品に入っています。

例えば、
飲料水などによく使われるビタミンC。(これ水によく溶ける)
パン屋、ハム・ソーセージなどに入っているソルビン酸カリウム。

ワインの場合は、
亜硫酸(二酸化硫黄SO2)が一般的です。これは、酸化防止の役目だけでなく、醸造過程において、殺菌による腐敗防止などのいろいろな役目があり、

要は『ワイン造りにもっとも適した添加物』

なわけです。

それでは、質問の本題。高畠ワインさんに直接聞きました。

魚とワインを合わせるとなんか「生臭い」と思ったことありませんか?
それは、ワイン中の亜硫酸塩が魚に含まれる不飽和脂肪酸を分解し「生臭く」なるそうです。

この高畠ワイン・無添加シリーズは魚貝類や和食によく合うをコンセプトに作られています。

だから今流行の「酸化防止剤無添加」を売りに作ったわけではないので、
亜硫酸の代わりにビタミンCが添加されています。

一度飲んでみてください。ちょっと変わった感じがあります。
ブドウを搾った果実感がそのまま表現されたようなジューシーさがあります。
ワイン初心者の方にもオススメ!

ワイナリーさんは、「塩辛」や「からすみ」などにも合わせてほしいと言っておりました。

今晩、試してみてはいかがでしょうか。