
今日はワインと全く関係がない。
「人生の楽園」という番組がテレビ朝日系列で土曜日の夕方から放送されていますが、そこに昔、広島の世羅で元杜氏さんだった人がどぶろくを造りながら、農家レストランをやっているという趣旨の放送を仕事をしながら店内のテレビでちらっと見た記憶があります。
それからずいぶんと経ちますが、私の同級生の友達から「世羅でどぶろくを造っているところがあるが、一度サンプルを送るので飲んでみぃ。」といわれ、実際サンプルが送られてきて飲んでみたわけです。。。…
小泉政権時代に、地域活性化を目的に特区制度がいろいろできたわけですが、「どぶろく特区」もそのひとつ。
どぶろくに関しては「規制緩和」と言っても、特定農業者に対して、酒税法の最低製造数量基準を撤廃するというだけのことですので、広島でも特区を利用したどぶろく造りは、ここを含め2軒しかないと思う。。。
さて、話は戻ってこのどぶろく。
造りのサイズは本当にホームメイドキットに毛が生えたようなものなのですが、今は廃業した喜久牡丹酒造の元杜氏「池本昭夫」さんが、廃業の際に蔵から分けてもらったという麹蓋、酵母培養器などの道具を使用し、徹底した温度管理のもとでの発酵、米の内部の酵母は殺さない絶妙な火入れなど本格的な造り。

もちろん飲んで美味かった!
香りもイイし、ちょっとシュワっとしたガス感もイイ。もちろんどぶろくらしいコメコメしい感じあるが、クドくなくてイイ。
せっかく美味しいのだから、世羅で販売するだけでなく、広島市内でも!みんなに飲んでもらいたから名前も「廣島どぶろく」にしました!
というわけで、通常タイプと辛口とがあります。
720ml 1,600円(税込)
300ml 650円(税込)
よろしくお願いします!!