ベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所は2008年に操業を開始したわけですが、初めの年に仕込んだ原酒の熟成期間が5年を経過しました。
蒸留所を訪問した際に、「本来は5年ものだけで製品化したかった」と肥土社長は言っていましたが、すぐに飲める日本酒とは異なり、ウイスキー造りとは、将来のために長期熟成させる原酒もとっておかなければなりません。
そこで、この貴重な原酒を含めた、モルト原酒の2008年~2010年のビンテージを使用し「オン・ザ・ウェイ」を造りました。
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「オン・ザ・ウェイ」とは、「~の途中で」「~へ行く道で」という意味ですが、将来のベンチャーウイスキーの可能性を感じる一本となっております。
~蒸留所より製品の説明~
主な原料麦芽(モルト)は自社スタッフの手によるフロアーモルティングを行ったもの、また、2008年の原酒はミズナラ製の樽を使用しました。伽羅や白檀などの香木やハーブを連想させるトップノート、バニラやハチミツ系のスイートさ、柑橘系のフルーティーさを感じる味わいです。
その特徴を生かすため、アルコール分高め、ノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしました。秩父で熟成を重ねてゆくウイスキーに思いを巡らせながら造った「オン・ザ・ウェイ」をどうぞお愉しみください。
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