少し遅れて、先週末を日本酒をじっくり飲む日としました。選らんだのは宝剣の純米酒、16種のお酒をブラインドで利いた時に、好きな順番の3番目にしたお酒だったからです。利くと飲むでどう印象が変わるかということも確かめたく、この1種類を時間をかけて飲んでみました。
多種類のお酒から上位を決める時に、極端に吟香の強いものを避けてかつ熟成しすぎてないないものを選び、さらに味わいが個性的すぎないものを基準にしたらこのお酒だったわけです。飲んでの印象は、思っていた以上に口当たりが力強く骨太いということです。火入れに変わってすぐの時より丸くなり味に幅が出て、それでいて端正さを保ってくずれがありません。
すきやき風の煮物、(煮つまっていない、わが家は比較的薄口)をとなりに置き、冷蔵庫から出して常温まで時間をかけて付き合ってみました。後半はお酒だけで楽しませてもらいました。飽きることなく飲み続けることのできるいいお酒ですね、マイペースで気持ちよく酔うことができました。