株式会社 酒商山田

西条 酒蔵見学 西條鶴の巻 その2

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西條鶴さんにも何度もお伺いしていますが、「天保井戸」の中を拝見したのは初めてです。
夏時期の使用していない時期は6mのところに水面があるそうですが、冬時期の仕込み時期には水をくみ上げるため8m~9mになるそうです。
この水は西条の竜王山に降った雨が15年経て湧き出しているそうです。
竜王山付近は、軟水ですが、この付近では中硬水になり、酒造りに適した水になります。
西條鶴の右隣が賀茂鶴、横に亀齢があり、天保時代から良い水の湧く地として知られていたようです。
天保時代とは1830年頃からかと思いますが、何か感慨深いものがありますね。