日本で最初のステンレスの麹室です。
この蔵の設計は篠田次郎先生です。
篠田先生は「幻の日本酒を飲む会」を設立した方で吟醸酒ブームの仕掛け人と言われた方です。
お酒がお好きだったことから酒蔵の設計を手がけられ全国50カ所の酒蔵を設計されました。
私も家業に帰って日本酒に取り組んでいる時にお会いし、広島での幻の日本酒を飲む会などでお手伝いをさせていただきました。
25年間つづけてこらえた「幻の日本酒を飲む会」もその会平成12年に吟醸酒の定着とともにを解散されました。
このステンレスの麹室を見ると篠田先生を思い出します。
(篠田先生は今でもご健在ですが、視力は悪化されているとのことでした)