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◎ 2011 年 8 月

秋の便り

ひと足早く、「天寶一」「賀茂金秀」の秋のお酒を試飲しました。よく「お酒が進化した」といわれますが、まさにこのお酒たちはその状態なんだと感じます。
天寶一は、以前はやや辛くてビターな風味があったのですが、今年のお酒はそこの部分が旨味に変わって心地よく味が広がるようになりました。
賀茂金秀は、定番のお酒にはない味の深まり、後口までの充実さを感じました。金光さんはもう少し熟成感を出したかったご様子でしたが、個人的には清涼感のある風味、若さが顔をのぞかせるのが好みです。
まだ残暑も厳しく、もうひやおろし、という季節ではありますが、こういったお酒を口にすると楽しくなりますし入荷も待ち遠しくなります。

今日から8月

8月になりました。来週はもう立秋を迎えます。ひやおろしの案内もそろそろ届いています。各蔵元さん出荷の時期もいろいろで、お酒のタイプも様々、例年以上に楽しませてもらえそうです。
先日、旭鳳さんがお酒のサンプルを持ってこられました。中生新千本を使った60%精米の純米酒、現在定番の70%シリーズは辛口に仕上げてありますが、このお酒は米の甘み(旨さ)を残しています。それでいて酸はばっちり、アミノ酸もありでごっつくてとっつきにくいお酒のはずなのですが、濃醇で旨い酒といったところでバランスがとれています。生酒なので口当たりよく、生熟成といった香りはないのでこのまま生で貯蔵してもらってもよさそうです。盛夏が過ぎて少し空気が変わったと感じる頃が投入どき、ひやおろし、というか季節のおすすめで登場予定です。

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