酒商山田

気まぐれ森澤コラム

最新の記事

月別アーカイブ

気まぐれ森澤コラム

◎ 2011 年 2 月

雁木 槽出あらばしり

雁木純米槽出あらばしり、とてもいい仕上がりです。新酒のフレッシュな香り、雁木らしい厚みのある酒質と味わい、後口の酸によるキレのよさ。蔵の個性の発揮されたお酒だと思います。さらに、秋熟に向けての成長の余地を残しているところがわかります。今時期はぴりっとした新酒らしさを出し、少し味に固さを残して秋に開かせる部分を予感させてくれます。旨みが乗ってよりジュ―シィになる秋熟が楽しみになってきます。そのためにも、しぼりたての今の「旬」を味わって記憶にとどめておきたいものです。

西条酒蔵見学会

昨日、西条の酒蔵見学会へ行ってきました。10月の酒まつりの賑わいに比べると街はひっそりと落ち着いていますが、蔵の中に入ってお酒が仕込まれている現場を見ると、これが西条の本当の活気、息遣いのようなものを感じます。
巡った蔵元さんは3蔵、効率よく設計されて近代的設備の整っている「賀茂泉」さん。一方、レンガの煙突、明治の香りが残り木の温かみを感じる「西條鶴」さん。そして1年に1回はお話を伺いたい熱血、西垣杜氏のいらっしゃる「亀齢」さん。短時間ではありましたが酒都西条を充分に感じることのできた見学会でした。広島はすぐ身近に酒蔵が密度高く存在し、酒好きにはほんと恵まれたいいところだと実感した1日でした。

亀齢の日

お正月、誕生日、年度変わりと同じくらい酒商山田にとって大切な日があります。それが亀齢の新酒きき酒の日。ここでその年の入魂純米「山」のお酒が決まります。今年は先週、2月3日がその日でした。
今年は米が硬くて溶けにくいといわれる中、例年に負けない悩ませる
3点のお酒がそろいました。スタッフ全員で真剣にきき酒、討論しながら「入魂らしさ」をアピールできる1点を選択しました(あとの2点もそれぞれに特徴があり、販売するシーンを思い描けるいいお酒だったのですが・・)。熟成を待っていいタイミングで春に登場する予定です。
新酒を待つわくわくする気持ち、スタッフのそれぞれの好みや個性が発揮される時、そしていいお酒に出会えた喜び等等、とても充実した時間でした。

気まぐれ森澤コラムトップへ

▲