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◎ 2010 年 2 月

亀齢 入魂純米 山(2)

楽しみにしていた今年の「山」になるお酒候補が3点やって来ました。スタッフ全員でのきき酒の結果で1点にしぼりました。どれも昨年以上の評価で、3点を2点にしぼり、そこから最終的に決定と慎重なきき酒を行いました。決定の理由は今も旨いし、将来的にも味がのった時にさらに良くなるであろうとの判断からです。
しぼった時期が違ってくるので、まだ若くでガスを含んでおり判断がむつかしいところはあるのですが、選んだお酒は3点のなかでは味わいがきれいで(特に後口での感じ方)、これに味をのせて楽しむ「山」のコンセプトに合うと感じました。それでも力強さというか芯の強さがあり、いつも杜氏さんのおっしゃる「へたらない酒」として長く楽しめるお酒になると思います。
間もなく、この新酒へ切り替わりますのでお楽しみに。

亀齢 入魂純米 山

2月11日、亀齢酒造の見学に伺った時に、タンク内で発酵途上だった山田錦60%のもろみ(3本)が仕上ったとの連絡が入りました。入魂純米「山」となるお酒です。また今年も3種類のお酒がきき酒できます。製造途中のもろみをみさせてもらっているだけに、今年は気持ちの入り方が違います。あさって(金曜日)やってくるのですが、どんなお酒なのかすごく楽しみにしています。詳細はまた後日報告します。

喜久酔 松下米50

先日、喜久酔の純米吟醸松下米50の方を飲む機会がありました。一緒に飲んだお酒が、香りのある入手困難な某有名銘柄の大吟醸だったのですが、それと比較しても負けていない存在感のあるお酒でした。
香りは穏やかですがほのかな吟醸香があり、口あたりはまろやかで線の細さを感じさせない力強さもあります。ゆっくりとあせらずに熟成させているのかなと思われます。以前、青島さんが「酸が少なく、味わいの幅の狭い静岡型のお酒でいかに主張していくか」と言っておられました。このお酒には後口のキレの部分を補う、跳ねるような生き生きとした感触があります。
全体の流れはきれいなタイプですが、味わっていくと奥の深いお酒です。

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