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◎ 2009 年 3 月

19BY 旭鳳純米吟醸 八反錦

旭鳳酒造では、19BYの造りより秋山杜氏が引退され、板木杜氏に引き継がれています。
その造りの八反錦の純米吟醸(火入れ)を久しぶりに飲んでみました。ほぼ年間通して生が商品となっているので、火入れも出荷直前で生貯蔵のものです。原酒はマイナス温度の冷蔵庫での貯蔵ですから、ほんのりと甘すっぱいブドウ様の香りが残っています。口あたりにやわらかさがあり、味わいもまろやかで甘さと酸のバランスが良く、飲み心地の良いお酒でした。新酒時に飲んだ印象が、早めに飲むタイプかなと感じてましたが、約1年経ってもいい熟成をしています。秋山さんのシャープで酸も効いた、熟成で少しずつ角をとっていくお酒も良し、板木さんのやさしい感じで丸みのある旭鳳もなかなかいいものです。今年の新酒もそろそろあがっているようでこちらも楽しみにしています。

亀齢 入魂純米 山

今年の亀齢の「山」、スタッフ全員のきき酒により決まりました。意見の一致したすばらしいお酒です。今期は新酒からのスタートになります。お酒はまだ若くてまだ固いつぼみですが、若さ溢れる新酒の爽快な香りは今だけのもの、通年「生」のお酒で1年間その移ろいを楽しむというコンセプトから、先を見据えた造りなら今のこの状態がベストだと思います。
亀齢さんのお酒には、1本芯の通った力強さ、骨太さ、厚みがあります。それでいて味わいにはきれいさがあり、どのように成長していくのかという楽しみがあります。やんちゃな暴れん坊がジェントルマンになっていくさまを追いかけてみたいものです。
今年の入魂純米「山」、本日入荷です。

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