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◎ 2008 年 10 月

神亀純米ひやおろし

このお酒はいったいどんなお酒なのか、当店スタッフの間で話題になっていたお酒です。ひやおろしなので熟成は約半年、定番純米酒との違いはどんなものか楽しみに飲ませてもらいました。
最初は冷やして。直前に揚げ餃子を食べていたからか、前のお酒が少し含み香りで広がりのあるタイプだったからか、予想以上にすっとスムースな口あたりで、清涼感も感じる飲みやすさがあります。しばらく忘れて常温にもどったあたりで飲んでみると、ちょっと驚きを感じるくらい変わります。こうなるとあの神亀の力のある口あたりと旨さを感じます。この過程があってあの純米酒になるんだという経過がみれたようで楽しいお酒でした。もちろんその後はお燗を付けたのですが、燗上がりのするお酒だと思います。湧き上がってくるような旨さとキレの良さは、先ほどの餃子の油分を切ってくれたようでまたその後の食がすすみました。
個人の好みとしては若さを残したこの熟成が好みですが皆さんはいかがでしょうか?

お燗したお酒

昨週末は、2日続きでお燗したお酒を飲む機会がありました。
お燗に対する考え方を見直すいい機会でした。
暖かいものは胃、ひいては体に対してやさしいということを、また、量が飲めるということを身をもってわかったような気がします。もう少し長くお付き合いしたいな、と感じた時、冷酒だと進みにくい。ところが、お燗酒だと入ってしまいます。年齢的なもの、季節的なものだけではないようです。また、食前に酸味のあるものを入れると食もすすみます。
2日目の勉強会の時に教えていただいたのが、清酒を梅酒で割ったものを40度くらいにお燗したものです。生酛の純米とその純米酒で仕込んだ梅酒でしたからより馴染んでいたのかも、とても心地よい食前酒でした。これ以上に温度が上がると梅酒のクエン酸が目立ちすぎるとのことです。
燗酒は体のために良く、そして食の増進を促し、それがうまく回ればお店の売上にも繫がっていくことになります。さらに食べるものとの相性を考えていくと楽しい世界が広がっていきそうです。

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