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◎ 2008 年 8 月

中国5県きき酒競技会

先週、中国5県のきき酒競技会に出場してきました。今年は準優勝という結果でした。昨年の反省を生かして、最初の40分をフルに活用してひとつひとつのお酒をしっかりと把握。同じ人間が利いても時間が経って感じ方が変わることがあるので、そのあたりに注意してはっきりと特徴をつかむようにしていきました。よって後半の30分のマッチングも早く決めて、確認の作業も余裕をもってでき、パーフェクトの手ごたえはあったのですが、2ヶ所の入れ替えをしてました。なかなかむつかしいもんですね。それでも失点は最小限にとどめたので2位に残れたというところです。優勝の方はマッチングはパーフェクトですから完敗です。こうしとけばよかった、という後悔もなく自信をもって決めていったので自分としてはベストパフォーマンスでした。
優勝されたのは、島根県の旭日酒造の寺田さんという女性です。おめでとうございます。
ちょうど競技の時のテーブルが一緒で、昨年の優勝者、山口の原田さんとも一緒になりました。自分はマッチングの順番を入れて確認作業をしている時に、強敵お二人はまだ悩んでおられるようでしたから、これはいけるかな、と思ったのがいけなかったのでしょうか。
今回は広島開催ということで、ホームの利もあったと思います。団体の部は広島県が連覇を達成。県内も世代が変わってきていますから負けないように、参加できるうちは上を目ざしていきたいと思います。

雨後の月 吟醸純米

先日、市販の広島の純米吟醸酒、15種類をきき酒する機会がありました。ブラインドで試飲して後から銘柄確認したのですが、その中に見慣れた紺ラベルのひらがな文字、「雨後の月」吟醸純米がありました。自分のコメントを見てほっと、いい評価をしてました。
おそらく広島吟醸酵母使用のものが2点あったので、香りはそちらが目立ちました。が、「雨後の月」の爽快な心地良い吟醸香は健在で、飲み続けても邪魔にならないと感じます。老ねのないのがいいですね。味わいも15点の中には比べるともっと線の細いものがありましたから、この定番酒が現在、相原さんの狙っている酒質に少しづつ進化してきたことが感じられました。
15点の中にもう一つ、気になるお酒を発見しました。軽快なのですがやわらかな旨さを持ち合わせ、香りはおとなしい中にかすかな吟醸の芳香、後口もさらっと。銘柄は伏せておきますが気になる方は店頭にてお話します。
いつも話すことですが、お酒はその人の酒歴から嗜好が大きく変わります。評価する、というのは失礼なのですが、自分の中での基準があり、そこはブレないようにと思っています。15種類あればそれぞれに個性があり、この人だったらこのお酒が好きなんだろうなとも考えます。
日本酒はいろいろあって楽しいんです。

セミつながりで

クマゼミは午前中しか鳴かないのか?、昨日は自宅近くの小山のセミの泣き声をチェックしてみました。
午前7時ころよりクマゼミは鳴き始めます。いつもはこの時間には自宅にいないので、クマゼミがいることをあらためて知りました。正午を過ぎると、確かに鳴き声が止みます。しばらくするとアブラゼミの声に切り替わります。このセミは暗くなるまで鳴き続けています。
夕方近くなり、遠くの山でツクツクホウシの声がしました。このセミが鳴くと夏休みも後半になったんだ、という印象があります。そして一番聞きたかったのがヒグラシの鳴き声。暑い夏の1日が終わろうとする時に聞こえる声は、何かほっとするものがあり郷愁を誘います。午後6時半から約1時間、
短い間しか鳴きません。数は少ないですがわが家の近くにはまだ棲息しています。
暑い暑いといいながらも明後日はもう立秋。セミの鳴き声が聞けるのも今のうち、体にはすこし辛くても盛夏を楽しんでおきましょう。

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