酒商山田

気まぐれ森澤コラム

最新の記事

月別アーカイブ

気まぐれ森澤コラム

◎ 2007 年 5 月

酸の少ないお酒

銘酒を浴びる会、ありがとうございました。皆様のおかげで無事終わることができました。
心より感謝いたします。ここからさらにお酒好きの輪が広がることを願っています。
さて、参加された蔵元の中に喜久酔の青島さんがいらっしゃいました。翌日、お店に来られて自社のお酒についてのお話を聞くことができました。静岡のお酒は酸が少なくてさらりと飲めるものが多く、青島さんのめざしておられる酒質も、お酒が食べるものの脇役に徹するとの考えからその方向を目指しておられます。酸が少ないという条件のなかで、いかに味を表現しぼやけた印象を与えないようにするか考えておられます。当然、香りもおとなしくなるので、大吟醸も鑑評会には向きませんと割り切っておられました。以前、酸があってキレの良いお酒が好き、と書いたことがありましたが、お話を伺い、たださらりと流れていくだけでない喜久酔をじっくり飲んでみたくなりました。
青島さんは酒造りのスタッフをドリームチームと呼び、できたお酒を、今年もいい子が育ってくれました、としみじみ語っておられました。こんなところにまた喜久酔の魅力があります。

気まぐれ森澤コラムトップへ

▲