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◎ 2007 年 4 月

蔵元を囲み銘酒を浴びる会へのお誘い

明日から5月、銘酒を浴びる会も迫ってきました。今年はご参加の蔵元さんの特別なお酒はもとより、弊店扱いの人気銘柄もご用意して、今までで最大の種類を揃えようと考えています。平日という時間の制約がありますが、これだけの内容のお酒が一堂に会することはないと思いますのでお時間を作ってもらえると幸いです。お連れの方がおられなくても、会場で一杯飲めばみんなお酒好きな仲間、大丈夫です。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

腕利き杜氏を囲み皆造を祝う夜の会

夜の部は若手の杜氏さん達に変わり、お客様も相応に若い方々の集まりとなって夕べの部とはまた違った盛り上がりをみせました。ひと世代下の造り手さんが実力を付けて、切磋琢磨し競うようにいいお酒を送り出しておられるのは頼もしい限りです。
賀茂金秀の隠し球のお酒、いつどういった形で出されるのでしょう、楽しみです。宝剣の純米酒、火入れに変わってどうかなと思ってましたが、新鮮さを残してやわらかさが出てきておりとても好印象です。天宝一は新たに扱いとなるお酒ですが、全体的には濃厚な感じで含んだ時のふくらみがあり、雄町は特に後口に力強さがあります。瑞冠は杜氏さんが今年の山廃は自信ありの通り、数値で見ても辛口に仕上げずに、おりがらみのものには甘さも感じて旨いです。それぞれに個性の光るお酒達を楽しませていただきました。

腕利き杜氏を囲み皆造を祝う夕べの会

昨日の腕利き杜氏を囲んで皆造を祝う会、実際に造っている人達と席を同じくして飲み交わすということで、いつもと違った流れで大変盛り上がりました。そんな中、少しずつお酒も飲みながら自身も楽しませてもらいました。気になるお酒の感想を少し話してみます。
まず亀齢ですが、今年の入魂純米、山になるお酒、とてもいい口当たりで旨いしさらに先々に期待を持たせる味わいです。この選択に間違いのなかったことが良かったと思います。
そして雨後の月、雨後晴水の新鮮な芳香とやさしい味わい、火入れのお酒のシャープな感覚とは違う生の良さがうかがえます。それから蓬莱鶴の純米吟醸のあらばしり、先日の大吟醸とは違った心地よい旨さ、さわやかを残してくれる余韻がいいと思います。前半はベテランの域に入った技を見せてくれる杜氏さん達、ほんといいお酒、ありがとうございました。

蓬莱鶴大吟醸活性おり酒

鑑評会出品酒が出来るころには、毎年このお酒がやって来ます。斗瓶の底に残った滓だけが市場に出ることはめったになく、原さんに提供してもらっているこのお酒もわずかな本数で、貴重なものをいただいて大変ありがたく思っています。今年は、先週の土曜日に大崎上島のファミリーペンション魚実さんのお酒の会にて、乾杯用として飲む機会がありました。折しもここの桜の木には満開の花が、窓の外には瀬戸内の海、しばらくすると月も上がり海面を照らします。今年は実にいい絵になる景色の中で味わう事ができ、また一段とおいしかったように感じました。一杯ずつだったので皆さん物足りなかったのではないでしょうか。残りわずかではありますが、酒商山田のマイナス5度の冷蔵庫にお酒は眠っています。これだけは毎年飲んでおきたいお酒です。

鑑評会のお酒

先週、亀齢酒造の杜氏、西垣さんと蔵人の森さんがご来店されました。全国新酒鑑評会へ出品予定のお酒を利いてみてください、と3点ほど持参されました。2番目と3番目に取った斗瓶がどう違うか、といったレベルのきき酒ですし鑑評会のお酒に慣れてないこともあり、あまりお役に立てず申し訳なく思っています。しかし、私たちの意見にも耳を傾けてくださるように、その鑑評会への真剣な取り組みが伝わってきます。この時期に会う蔵元さんには必ずこのお酒の話題が出て来ます。自分が出品酒は市販酒とかけはなれたもので別世界のもの、となんか最近決めつけているようなので何とか思い直して、これに精一杯取り組んでおられる造り手さんの思いをしっかり受け止めなくてはなりません。食中酒には向きませんが、お酒だけをじっくり楽しみたい時、自分ひとりでくつろいで落ちついて過ごせる時間に飲むお酒、いやこれを飲むことでいい時間を作ってもらいたい。今年は亀齢さんも含めて品数も増えそうですからいい勧め方をしていきたと思っています。

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